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2022-08-11アダルトチルドレン(子供)のタイプ

お知らせ

アダルトチルドレン(子供)のタイプ

子供たちが家庭で演じる役割には、次のようなタイプと特徴があります

ヒーロー(Hero)

エリートに多く、家の問題を表沙汰に出さないために、成績やスポーツで活躍しようとします。自分を犠牲にし、親の虚栄心のために頑張り続けます。また、自分が活躍して両親の目を自分に向けさせることで、両親の不仲が一時解消されるなど、家族の平和のために頑張ります。頑張ることで社会的に認められ幸せになれる人もいますが、自分自身の本質と合わない無理した努力であったり、思うような成果が出ない状況に直面した時に大きな生きづらさとなって現れます。しかし努力してきた基盤があるので、自分自身に合った方向への転換と、自分自身の幸せと向き合い方を学ぶと良いでしょう。

 

スケープ・ゴート(Scapegoat)

無意識的に、家庭の内外で虐待・いじめのターゲットになります。これは自ら生贄となることで、家の問題を「全てはこの子のせい」という幻想を抱かせ、家族の真の崩壊を防ごうとしているためです。自己犠牲こそがその子供の生きる意味となっています。
親は自分の問題を子供にすり替えているため、子供が大人になるまで頑張っても頑張っても、我慢しても我慢しても報われません。
自己犠牲の意識を自己肯定感とはき違えてしまう可能性があります。報われなさへの悲しみや怒りに飲み込まれる前に気が付きましょう。
生贄やゴミ箱にされてきた怒りが爆発するのは当然の様に思えます。その怒りの底に在るのは悲しみです。
家庭内暴力やDVの現場は悲劇です。人との関係性を作るのがどんなに苦手でも、頑張って周りに助けてもらいましょう!

 

ピエロ(Clown)

家族間の不穏な雰囲気を敏感に察知して、一人でふざけてバカなことをしでかしては、関心を自分に引き寄せようとします。自分に目を向かせることで、兄弟姉妹が犠牲者になるのを阻止しようとしている場合もあります。問題の本質から目をそらせるために無理な努力をする根底にあるのは不安です。無意識に自分が家族を守るという自己犠牲的自己肯定感を持っているのかもしれません。いずれにしても行動の奥にあるのは哀しみです。本人も周りも気づかないうちに、行動と心の矛盾が大きくなる可能性があります。

 

リトル・ナース(Little Nurse)

長女に多く、犠牲になった家族を守り世話を焼くことに、自分の存在意義を見出します。これは本来親がするべきことですが、自らがこの役割を果たすことで、家族間の争いを避けようとしているのです。最近よく聞かれるヤングケアラーの問題となります。
家族間の弱者を守らなければいけない状況を察知し、自己犠牲のもとに自分の居場所を確保しようとする行為は、親の心身の状況とおかれた環境によるものですが、自己犠牲と自己肯定感のはき違いがあります。

イネイブラー(Enabler)

イネイブラーとは「支え役」という意味で、子供らしく遊ぶこともなく、すべて親のため、家庭のために生活します。親に代わって家事全般を担ったり、親の配偶者役や兄弟の親がわりになります。母親にとっての父親役、あるいは父親にとっての母親役として、情緒的近親姦に陥りすいと言えます。

プラケーター(Placater)

プラケーターとは「慰め役」という意味で、暗い顔をして溜息をついている親(多くは母親)を慰め、なだめる役です。末っ子に多く、小さいカウンセラー的な役割をします。自分を犠牲にして、親のわがままを無条件に許し慰めるなど、献身的に尽くします。
これは親の愚痴のはけ口であり、ゴミ箱代わりにされていることに気づかず、親に頼られていると信じて親との関係を保とうとします。
親の側に悪気も頼っている自覚のなく、その関係が親子のコミュニケーションと形になり、抜け出すのは容易ではありません。

ロスト・ワン(Lost One)

家族内の人間関係を離れ、身の安全を守るため、存在しないようにふるまいます。家族で集まっていても、いつの間にか身を隠したことに、誰も気が付かないほど存在を消して生きていきます。子供が自分の存在や気配を消さなければならない環境の中で生きるための精一杯の努力が恐怖の回避である場合、社会生活への適応の仕方を学ぶ機会が失われています。
目立たない子供にこそ目を向けてあげられる周囲の大人の目と声掛けが、その子の人生を大きく変えるかもしれません。

ロンリー(Lonely)

親や家庭から理解されない悲しみを背負い、自分の殻に閉じこもります。心は悲しみに満ち溢れ、自己表現することを放棄します。
おとなしく子供らしさのない子供、笑わない表情の乏しい子供がいたら、大人が積極的に声をかけてあげましょう。
家庭で自己表現できなくても外では良いのだと少しでも早く少しでも理解できるように、周囲の大人たちの目や声掛けがその子の人生に大きく影響するかもしれません。

プリンス / プリンセス(Prince / -cess)

親や祖父母が子供の意思を無視して、まるで人形のようにかわいがります。一見すると、愛情をたっぷり与えられているように見えますが、本人の意思が無視され、時には踏みにじられている点で精神的虐待と言えます。自分の感情を出すことは許されないため、楽しい子供時代を過ごすことは出来ません。ネグレクトと過干渉は同格の虐待と言われています。
子供人格や個性が押し殺され意思や感情表現の仕方を学べないまま大人になり、何も自分で決められないという生きづらさを抱えることが多いようです。

 

どの子供も家庭の中に自分の居場所を求め、自分なりの努力により作り上げられたキャラクタ―です。
それによって認められていたり居場所を与えられてきたという利得があるために、自分一人で抜け出すことがとても困難です。

 

一人で悩まないで

アダルトチルドレンだからといって、社会生活を送れないほどの症状が出るわけではありません。社会生活に支障がない場合は、何らかの生きにくさを感じながらも、そのまま生活している人がほとんどでしょう。

アダルトチルドレンからの回復は、アダルトチルドレンとして必死に生き抜いた自分を認め、労わることから始まります。専門医の受診やカウンセリングも、自分を大切にする行為の一つです。相談してみることで、苦しみから抜け出すきっかけを掴むことができるかもしれません。

心療内科や精神科を受診することに抵抗があったり、「それほど酷くない」と思い、一人で苦しみに耐えている方は、まずはカウンセラーに相談してみることをおすすめします。

 

 

 

 



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