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2023-07-19ダブルバインド(二重拘束)

お知らせ

ダブルバインド(二重拘束)

家族に守られているという意識の中で育った子供にとって、家族と一緒であることが安心安全であり、それにより子供は目の前の好奇心や楽しみに集中することができます。 親は安心安全のための躾や習慣として様々なことを子供に教えていきます。

この時期に親子の性質や相性により過剰な影響を与えてしまう場合があります。

◇一つの出来事に対し複数の異なる指示や躾をなされる。
◇子供の状況や気持ちより自分の願望や感情を優先する親に躾けられた子供。
◇真面目で几帳面過ぎる親や、気分に左右される言動を繰り返された子供。

…は自分での判断や行動に自信が持てず、安心安全のために親の支持を待つようになります。 自分で判断したり、決めることが出来ない人の多くが、幼少期の養育環境の影響と言われています。

これは心の安心安全を親に委ね、自分の意思や判断を無意識に否定する行為でもあります。
潜在意識の中で強い禁止令として定着し、何に対しても自己判断を拒否してしまうコトもあります。

子供と大人、上司との関係など、世の中のありとあらゆる場面でダブルバインドに陥りやすい状況は引き起こされます。
自分の意思や判断も出して大丈夫という経験を積むことで、自分の意見を伝えられるようになります。
つまりそれは、経験の積み重ねや習慣ともいえます。

ひきこもりや親子関係に悩んでいるご家族の話を聞いていると『何も話してくれない』『何も自分で決められない』という話をよく耳にします。親子間の信頼関係の歪みには、このダブルバインドを振り返ってみましょう。
どんなに心配でも、何日かかったとしても、相手が自分の意思を示すまで、ひたすら待つことも状況によっては必要です。

ダブルバインドの解除法

相手の言っていることを冷静に聞く意識を持つ

自分より強いと感じる人に対して、無意識に受け流す癖がついているかもしれません。
受け流さず、矛盾がないかを冷静に注意深く聞く意識を持ちましょう。矛盾を感じたらできるだけ声に出して聞き返したり、質問をしてみましょう。

とは言え、これまでの関係性から直接指摘できないというのが一般的だと思います。言えるくらいなら苦労はしませんよね。

そこであなたの気持ちをわかってくれる人、否定せずに共感し受け止めてくれる人に、思いを吐き出し抑圧を開放してみましょう。先ずは、ガス抜きをして、心に余裕を持つことが大切です。その上でもう一度冷静に振り返りながら誰かに相談してみると、自分の行動が見えて来るかもしれません。

ノートやブログなどで発散するのも良いかもしれませんが、受け取る相手がいない一方通行では、暴走する恐れもありますので、出来ることならば誰かに受け取ってもらうことをお勧めします。

爆発しそうなときは我慢をせず、無料の電話相談やセラピストや専門機関を上手に活用しましょう。

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