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2023-07-19ダブルバインド(二重拘束)

お知らせ

ダブルバインド(二重拘束)

家族に守られているという意識の中で育った子供にとって、家族と一緒であることが安心安全であり、それにより子供は目の前の好奇心や楽しみに集中することができます。 親は目を離さず様々な注意や約束事を子供に教えます…。それは安心安全のための躾や習慣として身に着いていきます。

この時期に親子の性質や相性により過剰な影響を与えてしまう場合があります。

一つの出来事に対し複数の異なる指示や躾をなされたり、特に真面目で几帳面な親や、気分に左右される言動を繰り返す親の場合、子供は自分での判断や行動に自信が持てず、安心安全のために親の支持を待つようになります。 自分で判断したり、決めることが出来ない人の多くが幼少期の養育環境の影響と言われています。

これは心の安心安全を親に委ねた依存状態で、自分の意思や判断を無意識に否定する行為でもあります。自分の行動への否定や混乱が続くと潜在意識の中で強い禁止令として定着してしまう場合があります。

子供と大人、上司との関係など、世の中のありとあらゆることがダブルバインドに陥りやすい状況は引き起こされます。
ひきこもりや親子関係に悩んでいるご家族の話を聞いていると『何も話してくれない』『何も自分で決められない』という話をよく耳にします。親子間の信頼関係の歪みには、このダブルバインドが多いように感じられます。

どんなに心配でも、何日かかったとしても、相手が自分の意思を示すまで、ひたすら待つことも状況によっては必要なのですが、難しい状況もあるようです。

ダブルバインドの解除法

相手の言っていることを冷静に聞く意識を持つ

発言に対する矛盾に慣れ過ぎてしまうと、受け流す癖がついてしまい、理解に対する拒否反応も出てしまうようです。
矛盾がないかを冷静に注意深く聞く意識を持ちましょう。矛盾を感じたらできるだけ声に出して指摘してみます。
とはいえ指摘すると相手の怒りを増長させることもあり、より強いストレスとなるかもしれません。言葉に出さずに我慢をしていると、あなたの中では怒りが抑圧された状態で溜まってしまいます。爆発しないように抑え込む意識が更に自分を追い詰めます。では、どうすれば良いのでしょうか?

抑圧された感情を吐きだしましょう

これまでの関係性から直接指摘できないというのが一般的だと思います。言えるくらいなら苦労はしませんよね。
そこであなたの気持ちをわかってくれる人、否定せずに共感し受け止めてくれる人に、思いを吐き出し抑圧を開放してみましょう。ぱんぱんに膨らんだ風船状態でいつ爆発するか分からない不安を抱え続けるより、ガス抜きをして、心に余裕を持つことが大切です。

ノートやブログなどで発散するのも良いかもしれませんが、受け取る相手がいないと開放は進みません。むしろ暴走する恐れもありますので、出来ることならば誰かに受け取ってもらうことをお勧めします。

爆発しそうなときは我慢をせず、無料の電話相談やセラピストや専門機関を上手に活用しましょう。

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