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2022-05-06オキシトシンの効果

お知らせ

抱っこやスキンシップの効果

子供の不安な気持ちの解消するための、最も効果的な方法といえるのが抱っこやスキンシップです。ストレスを感じたり急に不安になったりした時に、ママに抱っこしてもらうと、子供は「安心する」「気持ちいい」と感じることで、ストレスや不安が取り除かれます。

さらに、抱っこやスキンシップには、「抱擁ホルモン」や「幸せホルモン」としても知られる、オキシトシンの分泌にも効果があることが広く知られています。

肌と肌が触れ合うことで、オキシトシンの分泌が促されと、多幸感が得られるほか、不安やストレスの緩和にもつながることから、ぐずっている時やご機嫌が斜めの時などに、ぎゅっと抱っこしてあげるだけでも、子供の気持ちが落ち着きます。

これは子供に限らず、大人にも同じような作用があります。日本人はハグが苦手ですが、傷口に手を当てるだけで痛みが和ぐように人との触れ合いがもたらす効果は大きいです。

お互いの手や足をマッサージしたり、背中をさすり合うだけでも、オキシトシンの効果はあります。

恥ずかしがらずに、人と気軽に触れ合える機会を持てるといいですね。

 

アイコンタクトの効果

「目は口ほどにものを言う」という言葉がありますが、アイコンタクトには「共同注意」という大人の行動の意図を理解させる働きがあるのだそうです。
お互いの視線を合わせるだけでも、言葉にはないコミュニケーションを取ることができるようになるのも大切なことですよね。

別名「幸せホルモン」と呼ばれるオキシトシンは、スキンシップのほかに、目と目を合わせるだけでも分泌が促進されるため、アイコンタクトは効果的なのだそうです。目と目が合う幸せには、ちゃんと理由があったのですね。

家事で忙しくて手が離せない時や移動中などの抱っこができない時は、子供とアイコンタクトを取るだけで良いので、子供からママの顔が見えるようにして、しっかりとお互いが見つめ合うと、自然と母子の間に信頼関係を築くことができるようですよ。

相手の目を見て話したり、挨拶をすることで、子供だけでなく大人同士でも、どんな関係でも信頼を得やすくなることが理解できますね。

 

※近年、オキシトシンの研究が進むにつれ、対人交流や親密感の形成が難しい自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)のある人に対して、オキシトシンを投与することで他人の感情を読み取る、目を見れるようになる、表情を認識するなどといった対人関係改善に関する効果があるのではないかと考えられるようになり、研究が進められているそうです。
ホルモンについては未だわかっていないことが多いようですが、対人交流に必要なホルモンであることは間違いないと推察できます。

 



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