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2022-08-17自己肯定感を構成する「6つの感覚」
お知らせ
1.自尊感情:自分には価値があると思える感覚
自尊感情は「自分には価値が思える感覚」のことであり、自己肯定感の土台にあたります。
「自分って結構いいよね!」と自分に対して誇りを持つことができると、生き生きと毎日を過ごすことができます。
自尊感情は、自分に対して肯定的な評価をすることによって得られる感情であり、特に大人に褒められる経験によって自信が養われるのが特徴です。
自尊感情は、あくまでも他人を介さない自己評価のため、過大評価につながりやすく、周囲の評価に振り回される恐れがあります。
ただ周囲の大人がほめて自信をつけさせるのではなく、はじめに自己有用感を高めることによって自信をつけさせる方が、より強い自信につながります。
2.自己受容感:ありのままの自分を認める感覚
自己受容感は「ありのままの自分を認める感覚」のこと。
自己受容感が高まっていれば、たとえ失敗して落ち込むなど人生におけるネガティブな場面においても、「そういう自分も自分だ!」と前向きに考えられます。
「必ずなんとかなる!」というたくましさを発揮することにつながります。
3.自己効力感:自分にはできると思える感覚
自己効力感とは、「自分にはできると思える感覚」のこと。
人は経験の中で培った自己効力感を頼りに、「やったことがないけど、きっとできる」と思えるようになります。
自己効力感があるからこそ、物事にチャレンジできたり、取り組む意欲が湧いたりします。
その過程で否定されたり他人と比べて自己否定を繰り返してしまうと、自己効力感は育つことができませんので注意が必要です。
4.自己信頼感:自分を信じられる感覚
文字通り「自分を信じられる感覚」です。
自己信頼感が高まっている人は、自分を信じられるために行動の幅が広がります。
そうして自分の世界を広げる積極性を手に入れることができます。
しかし、いつもは自分を信頼できている人であっても、つねにそうできるわけではありません。
その要因が、ストレスです。なにか大きな失敗をしてしまった、理不尽な理由で自分の仕事内容を否定された…。
そういったストレスが重なれば、自分を信頼する心が揺らいでしまうのです。
5.自己決定感:自分で決定できるという感覚
「自分を決定できるという感覚」です。
じつは、わたしたちが感じる幸福度は、「自分で決めた!」という「人生を自分でコントロールできる感覚」
すなわち自己決定感に大きく左右されます。
自己決定感が高まっている人ほど幸せな人生を歩みやすいと言えます。
6.自己有用感:自分はなにかの役に立っているという感覚
自己有用感とは、「自分は人の役に立っている」「○○をすると喜んでもらえる」など。
他人から評価されることによって得られる感情のことをいいます。
自己有用感は、他人から評価されることによって自信が養われるのが特徴です。
「ありがとう」などの感謝の言葉が自己有用感を向上させます。
些細なことでも「ありがとう」を言い合える環境が自己有用感を育みます。