愛着心理セラピー/ゆうる~む

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2022-10-04過保護と過干渉の違い

お知らせ

過保護とは

過保護に育てるのは、親にとって大変なことです。「過保護」にするためには、四六時中、子どもと関わっていなければなりません。
でもそうすれば子どもの目や顔色を見ただけで、今何を考えているのか、何を要求しているのかが分かるはずです。
自分を理解してくれて、自分の望む通りにしてくれる親がずっとそばにいてくれれば、子どもは安定した愛着を築くことができ、非行にも走りません。

過保護に明確な定義があるわけではありませんが、子どもが「こうしたい」「親にこうして欲しい」と思ったことを子どもが思った通りに叶えてやる。子どもが考え行動することを全て認めてやり、その上で危険なもの、害を与えるものは除いてやる。

これが子どもを「保護」することであり。この「保護」を十分に行うことを「過保護」と呼んでいます。

一方、「過保護」の真逆が「過干渉」です。
「過干渉」を理解すると「過保護」がよりわかりやすくなります。

 

「過干渉」は「干渉」し過ぎることです。

子どもが失敗もしていないのに、先回りして「そんな事をしている●●しちゃうからダメ」と言ったり、
親の都合で、「早く食べちゃいなさい」「早くお風呂に入りなさい」「早く用意しなさい」
「早く宿題しなさい」「勉強しなさい」「いい学校に入りなさい」
など、子どもが望んでいないことをあれやこれと指図することです。
子どもが何かをする時には、親は社会の常識や一定のルールを子どもに教えてやらなければなりません。
ところが「過干渉」はそれを超えて子どもに指図することです。

例えば「シャツを着なさい」と言った時、子どもは前と後ろを間違えて着てしまった。
すると親は、「何しているの?そんなこともできないの?」と愚痴を言ったり、あれこれ指示します。
これが過干渉です。
例えば、シャツを後ろ前に着てもそのままにしておけばいいんです。
「恥ずかしいな」「着づらいな」と思えば、子どもは自分で直します。
シャツを着たという事実は認めるがそれ以上のことはしない、言わない。
これなら「過干渉」にはなりません。

「過保護」とは子どもが行動することを全て認めて、子どもが望むことを望んだ通りに叶える。
その上で、子どもにとって、危険なもの、害のあるものは子どもに与えない、ということです。

子どもを「過保護」に育てると、子どもはある時、そこから出ていきます。
嫌になるわけではなく、「もう結構です」「もう十分です」という感じですね。
子どもがそう感じた時に子どもは親の手から離れていきます。「依存から自立」ですね。
親への依存関係が十分にできている子ほど自立が早いんです。
親子の間の信頼関係が深いほど、子どもの自立心も強くなります。

親に頼ってばかりで依存していると逆に、「何もできない」「なんでも親に頼ると自立がうまく行かない」ような気がしていましたが・・・そんなことはないんです。

親が保護し、子どもの希望を叶え、子どもの考えや意志を認めることで子どもは、親から「自信」を貰います。
生まれてからずっと自分を見てくれていた親が、自分のすることを認め希望を叶えてくれる、
それは、「おまえはもう大丈夫だよ」という保証書のようなものなのです。だから、ある時期になると、「もう親の保護はいらないよ」「自分の力で社会に飛び込んでいけるよ」と、そこから出て行くのです。

『依存関係が十分できている子は自立が早い』そして、『親に依存することで子どもは、親から「自信」を貰う』のです。
誰よりも近くで生まれてからずっと自分を見ていてくれる親が自分のすることを、「いいよ」「上手だね」と認めて褒めてくれる。
自分が「やって」と親に頼んだことを否定せず、拒絶せずすべてやってくれる。そんなにも親が自分を愛してくれている。
そんなにも好かれている自分だから、きっと友達もみんな自分を好きになってくれるはず。

だから、自分は大丈夫。子どもの「自信」はこのように形成されていきます。
「依存」の大切さがお分かりいただけたでしょうか?

 

 



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