【愛着心理セラピー/ゆうる~む】
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2023-01-31自分らしく生きるために
お知らせ
あなたの願いはなんですか?あなたのお悩みは何ですか?
ありのままの自分で活き活きと笑顔で生きていきたいと誰もが願っているのだと思います。
どんな自分であっても「自分は大切な存在だ」「自分はかけがえのない存在だ」と思えていますか?
愛が着くと書いて愛着。
愛とは、ありのままの存在を認め慈しみ大切と思う心。
自愛とは、自分のありのままを認め慈しみ大切にすること。
他人の顔色を伺い、社会の常識にとらわれ、他人と自分を比べてばかりで、自分らしさが分からなくなっていませんか?
自己肯定感とは「自分の存在そのものを認める」感覚
「ありのままの自分をかけがえのない存在として肯定的、好意的に受け止めることができる感覚」を自己肯定感と言います。「自分が自分をどう思うか」という自己認識をただそのまま受け入れられること。「自己肯定」の感覚とは、何ができるとか、何を持っているとか、人と比べて優れているかどうかで自分を評価することではありません。
どんな自分であっても「自分は大切な存在だ」「自分はかけがえのない存在だ」と思える心の状態です。
この感覚を持てると、自分を尊重するように他者や周りも尊重できます。
すると他者からも尊重されお互いに尊重し合える関係が作れます。
自己肯定感は人生のあらゆる領域の土台となるものです。
人間関係や仕事、パートナーシップや結婚、自己実現や健康面など、自分の人生を豊かで満足のいくものに感じられるかどうかを左右する、幸福に大きく影響している部分です。
1.自尊感情:自分には価値があると思える感覚
自尊感情は「自分には価値が思える感覚」のことであり、自己肯定感の土台にあたります。
「自分って結構いいよね!」と自分に対して誇りを持つことができると、生き生きと毎日を過ごすことができます。
自尊感情は、自分に対して肯定的な評価をすることによって得られる感情であり、特に大人や上司など上の立場の人に褒められる経験によって自信が養われるのが特徴です。
自尊感情は、あくまでも他人を介さない自己評価のため、過大評価につながりやすく、周囲の評価に振り回される恐れがあります。
ただ周囲にほめられて自信をつけるのではなく、はじめに自己有用感(自分は人の役に立っているという意識)を高めることによって自信をる方が、より強い自信につながります。
2.自己受容感:ありのままの自分を認める感覚
自己受容感は「ありのままの自分を認める感覚」のこと。
自己受容感が高まっていれば、たとえ失敗して落ち込むなど人生におけるネガティブな場面においても、「そういう自分も自分だ!」と前向きに考えられます。
「必ずなんとかなる!」というたくましさを発揮することにつながります。
自分を受け入れることを妨げる大きな要因の一つが、自分がどう思われているか、他人の目にどう映っているかと、他人の評価に対する恐れです。愛着のトラウマは、他人の評価が生存と結びついて離れない点にあります。幼い頃の自己受容された経験の少なさが要因かもしれません。でもそれは単なる思い込みです。ご一緒に解除していきましょう。
3.自己効力感:自分にはできると思える感覚
自己効力感とは、「自分にはできると思える感覚」のこと。
人は経験の中で培った自己効力感を頼りに、「やったことがないけど、きっとできる」と思えるようになります。
自己効力感があるからこそ、物事にチャレンジできたり、取り組む意欲が湧いたりします。
その過程で否定されたり他人と比べて自己否定を繰り返してしまうと、自己効力感は育つことができませんので注意が必要です。
自己否定癖ありませんか?過去に誰かに否定されていませんでしたか?
否定されて傷ついた小さな子供が心の奥に隠れているかもしれません。
ご一緒に見つけて開放してあげましょう。
4.自己信頼感:自分を信じられる感覚
文字通り「自分を信じられる感覚」です。
自己信頼感が高まっている人は、自分を信じられるために行動の幅が広がります。
そうして自分の世界を広げる積極性を手に入れることができます。
しかし、いつもは自分を信頼できている人であっても、つねにそうできるわけではありません。
その要因が、ストレスです。なにか大きな失敗をしてしまった、理不尽な理由で自分の仕事内容を否定された…。そういったストレスが重なれば、自分を信頼する心が揺らいでしまうのです。
乳幼児期や幼少期は出来ないのが当たり前で、何事も経験値を上げるための訓練課程なのですが、周りがそれを理解せず心無い言動で接した場合でも、命を預け信頼すべき大人を否定はできないため、自分自身にダメ出しすることで自身を守ろうとします。これも愛着の歪みの要因の一つとなります。
5.自己決定感:自分で決定できるという感覚
「自分を決定できるという感覚」です。
じつは、わたしたちが感じる幸福度は、「自分で決めた!」という「人生を自分でコントロールできる感覚」
すなわち自己決定感に大きく左右されます。
自己決定感が高まっている人ほど幸せな人生を歩みやすいと言えます。
自分で決める機会を与えられずに育った場合、あるいは自分で決めたことに否定やダメ出しを繰り返された場合「自分で決めてはいけない」あるいは「自分には決定権がない」とインプットされます。これが乳幼児期や幼少期の生存不安に結びつき、愛着の大きな歪みとなった場合、自己決定をしてはいけない自分として自分の人生を自分でコントロールできなくなります。その自己否定のシガラミは過去のゴミです。ちゃんと見つけて捨ててあげましょう。
6.自己有用感:自分はなにかの役に立っているという感覚
自己有用感とは、「自分は人の役に立っている」「○○をすると喜んでもらえる」など。
他人から評価されることによって得られる感情のことをいいます。
自己有用感は、他人から評価されることによって自信が養われるのが特徴です。
「ありがとう」などの感謝の言葉が自己有用感を向上させます。
些細なことでも「ありがとう」を言い合える環境が自己有用感を育みます。
幼少期に愛着にまつわる心の傷やトラウマを抱えた場合、「自分は必要とされていない」「自分の存在は喜ばれていない」という思い込みが存在していることがあります。
周りの人が認めていても、自分の内面に自分を否定することで自分を守る何かが存在している…、それがインナーチャイルドと呼ばれるものです。
インナーチャイルドとは、成長できずに潜在意識の中にかくれた強い思念の塊です。
その存在を見つけ癒し、自分を守るために孤独に苦しんだ内なる子供を開放し昇華してあげましょう。
ありのままの自分がどれほど素晴らしい存在であるか、それを受け入れ愛しながら生きること。
その先に自分らしい生き方が存在するのではないでしょうか…。