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2023-09-02未来のために
お知らせ
1,自覚が難しい生きづらさ
大きなトラウマも無いのに対人関係や家族との関係で生きづらさを感じている人の多くは、乳幼児期の家庭環境の影響や、養育者との愛着関係の過不足が原因である場合が多いようです。
育まれるべき情緒的な絆が育まれなかったり、何らかの原因で不安や混乱を抱えたまま成長した場合、その環境に慣れ過ぎて自覚できないことが考えられます。
また、家族間の相性が悪かったり、個々の特性が理解されずに大人になった場合も、身に着いた生き方と社会性との間にギャップが生じて適応できなくなるケースもあります。
ひきこもった経験を持つ人の中には『急に外に出られなくなった…』と話される方が多く見られます。
自分の生きづらさに気付かずエネルギーを消耗して、動けなくなる、あるいは無意識の強い拒否反応に身体がストライキを起こしているのかもしれません。
2,迷い込んでしまったら…
自分自身の生きづらさと向き合う時の大事な注意点は『決して無理をしないこと!』です。
生きづらさを抱えている人やその家族には、とても真面目な方が多いです。
早い改善や変化を望むあまりに、無理をしては、心の傷を広げる危険があります。
動けない時、動きたくない時はエネルギーが枯渇しているのかもしれません。
栄養を考えながら好きなモノを食べて、好きなコトに意識を向けて、ゆっくり休みましょう。周りもそのことを理解して温かく見守ってあげましょう。
安心できる誰かに話ができるのなら話をして、自然の中を歩いてみるのもお勧めです。
先ずは自分の心と身体を癒すことを自分に許可しましょう。少し落ち着いてきたら信頼できる人に相談してみたり、生づらさを抱えている人の居場所に行ってみることもお勧めです。
仕事や学校などで自分のペースで休めない人も多いのかもしれません。それでも工夫して、大切なご自分を何よりも優先してくださいね。
3,進まないのが当たり前…
生きづらさと向き合い、悩みを解消したい気持ちを持ちが出始めると、潜在意識は変化を阻止しようと働き、逆に進まなくなるという現象が起こり始めます。
それは乗り越えるべき課題に近づいたという証拠でもあります。
・変わりたい、でも混乱して進めない…。そんなときには無理は禁物です。
・安心して相談できる地域のソーシャルワーカーや居場所など、直接の対話を通して自身の悩みや不安の軽減を図りましょう。
・声に出しながらノートや紙に書くのも効果的です。堂々巡りに陥るかもしれませんが、表に出すことで少しずつ変化は訪れます。
・心の傷が深い時には時には、一人で無理をせず専門家の力を借りましょう。
4,癒しが必要なわけ
潜在意識に潜むトラウマや思い込みは、コンピューターのプログラムミスのような状態です。正しいプログラムと書き換えれば良いというのが理屈ですが、記憶と感情の結びつきが原因の場合、記憶と感情を切り離す必要があります。
原因や課題がわかっていても、なぜか思うように動けない、不安や恐怖心が強い場合などは、記憶にない自覚の難しい幼少期の経験が傷や認知も歪み、トラウマの可能性があります。
・幼少期のトラウマはインナーチャイルドと呼ばれることもあります。インナーチャイルドは自分に気づいて欲しがっている、もう一人の幼少期の自分でもあります。存在に気が付いてもらえると、安心すると静かに統合されることが多いようです。
インナーチャイルドは複数存在することが多いので、気になる場合はセラピストにご相談ください。
5,生きづらさは未来の幸せのため…
誰にでも直ぐに取り組める癒しは、自分自身への否定言葉を止めることです。
自己否定は過去の記憶によるもの。幸せは未来への意識が創るものです。
少しでも自己否定を止めることが自愛となります。
失敗するから人間なのです。上手くいかなくても失敗してもそれはそれ。
何度失敗したとしても、その積み重ねが経験として未来に活かされます。
今生きられているのは、たくさん失敗しながら頑張って生きてきた証拠です。
生きづらさとは幸せを目指すために心が教えてくれているもの。
その先の幸せの為に起きている現象です。
その先に、必ず幸せが待っていると信じて少しずつ開放しながら進んで行きましょう!