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2024-06-10悩める親のしあわせ

お知らせ

ひきこもる我が子…、事あるごとに親としての悩みや心配や苦しさが湧き上がります。
親としての責務、我が子への愛情、世間体…、我が子の気持ちが分からない不安。
こんなにも我が子を心配している自分を、時々労ってあげましょう!

支える親の愛を考える…

そのうち自分で何とかするのだろうと軽く考えていた自分への後悔。

段々と表情が暗くなる様子に、追い詰めたら死んでしまうのではないかとの妄想が湧き上がり、腫れ物を扱うような心持ちになっていったのは、かつての私です。

自分からひきこもれた我が子を褒めれる親は少ないでしょう。
自分のせいかと自分を責める気持ちも日々膨らんでいるかもしれません。

やがて始まる怒りの爆発…、子供時代の不平不満があふれ出し様々な言動で親を責め立てられ、繰り返される暴言や暴力に戸惑いながら、我が子の苦悩をどうすることも出来ずに涙しました。

これが心のエネルギーの回復の兆しであり、親との関係回復のためのステップだとは思えず、自分より大きな体で責め立てられる恐怖にオドオドし、言い訳をしたり、接触を避けたりしながら、自分を更に責めたりしました。

家族会で様々な人の体験談を聞くと、ひきこもる子供を持つ親の多くが同じような経験を繰り返していることを知りました。
必要以上に不安に駆られたり、親としての自信を無くしたり、世間体が気になったりして、親自身もひきこもり気味になる傾向も見受けられます。

親の悩みと子の悩み、どちらも真剣に悩み苦しみながら、不安を胸に抱えながら、時に行き場のない怒りを互いにぶつけてしまう。
やがて子供は諦めたように何も話さなくなる…。
ひきこもりの子供を抱える親の多くが、似たような経過をたどっていて身につまされます。

自愛を忘れない…

親の多くは子供の問題であり、自分自身の生きづらさとはとらえていない、あるいは子供のことばかり考えて、自分の生きづらさと向き合えていないケースも多く見られます。

ひきこもる人もその家族も生きづらさを抱えながら苦しんでいることが多く、まずは支える親が元気であることが重要です。家族会は同じ様な苦しみや悩みを分かち合える貴重な場所です。

親が子供の幸せを願うように、口や態度がどうであれ、子は親の幸せを望んでいます。
『親を好きとは言えないけれど、親の悲しい顔も見たくない。』多くの当事者がそう言います。

先ず支えている親自身が自分自身の愛し方を取り戻しましょう。

我が子とはいえ、他人を変えることは出来ません。
ですが自分が変わることで周りが変わることは本当に多いです。
ひきこもりは絶縁ではありません。子供はどんな憎まれ口をたたいていても、心の奥で親を愛しています。

親自身の幸せが支えている我が子へのエールにもなります。

 



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