心理セラピー/ゆうる~む
新着情報
- ゆうる~む「HOME」
- 新着情報
- 生きづらさを癒すとは
2023-04-12生きづらさを癒すとは
お知らせ
傷を癒すには患部を確認し、適切な処置を施すことで治癒を早めます。心の傷も同じです。
何も分からず患部を手探りしていては、傷を悪化させているかもしれません。
愛着と生きづらさの関係
たとえば回避性の場合
見捨てられることが怖くて過剰に気を配り、見捨てられるのが怖くて自分から離れる…これが回避性の大きな特徴です。
回避型の本質は、不安が強いとか消極的ということではなく、親密な信頼関係や、それに伴う持続的な責任や関わりを避ける点にあります。
問題やトラブルが起きても、人に相談したり、解決のための手助けをしてもらったり、ということがとても苦手なので、自分の力だけで解決しようとすることになりがちです。
その結果、孤立無援の中で、一人奮闘するということにもなります。
たとえば不安型の場合
人間関係に対して心配や不安を強く感じ、自尊心が低いという共通点があります。
常に相手がいなくなってしまうのではないか、自分は嫌われてしまうのではないかと考えてしまうのは不安型の大きな特徴です。大人になっても親からの愛情を確認(承認欲求)してしまいがちになります。
親の価値観に基づいた幸せを自分が実現することで、親を喜ばせようとがんばってしまいます。
また、恋愛においは、相手をよく知る前に恋愛関係や肉体関係になりやすいと言われています。
たとえば恐れ回避型の場合
とても強く愛されたい気持ちがある。 でも頼られると嫌悪感を強く感じ、避けてしまったり、頼ることもできない。
なんとなく周囲は敵だと思っていて、自分から馴染もうとは思わないけど、一人でいると寂しい。
不安型ほど甘えることもできず、回避型ほど一人が大好きでもない。
相反する気持ちの中で他人から理解されずに生きづらさを抱えるという特徴があります。
これらの生き方が習慣となり、自分でコントロールできなくなっている原因に、乳幼児期の様々な環境や養育者との関係による強い思い込みやトラウマ、そして恐怖心です。
トラウマや恐怖心は癒しと正しい理解により軽減することが出来ます。
ありのままを受け止め癒すための専門知識と、癒しのテクニックも必要なのが愛着セラピーの難しさです。
セラピストとの信頼関係が何よりも必要であり、自分自身と向き合う勇気と根気が必要でもあります。
自分らしさを取り戻した後の、自分の人生を思い描きながら進むことが大切です。