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2022-09-07自分を傷つける言葉
お知らせ
自分自身の事を「私は出来ません」「私はダメなんです」「私なんて」て言うのも、実は《私》という人格を否定しきった悪口です。
悪口は嫌いと言いながら、自分自身の悪口を言っていませんか?
《自己否定》は《私》という人格を否定する悪口だと気づきましょう。
自己防衛本能が、自己否定や謙遜や美徳と勘違いさせているかも。
『自信もないのにできるなどと自慢げに言うなんて無理』…??
『出来ると言ってできなかったら恥をかく』…??
子供の頃「出来ないことは恥ずかしいことではないから、どんどんチャレンジしてごらん」という環境ではなく「こんなこともできないの?」と言われ自分を全否定された様な悲しい記憶が隠れているのかもしれません。
失敗すれば低い自己肯定感がさらに下がってしまいます。
『私はあなたより下の人間ですからご容赦ください』と自分から下げることで回避しようとします。
生まれた時から一番自分を知っているはずの親や養育者から、褒められた経験を持たなかったり、誉め言葉の後に我慢や交換条件が付随する経験を繰り返されると、誉め言葉の意味が歪んで身についてしまうことがあります。
成長と共にできないことを否定され続けたり、我慢や条件付きの誉め言葉ばかり聞かされていたら【愛着の土台】は傷つき歪んでしまいます。
子供の自分の愛する人を失うことで感じる喪失感の大きさは、大人の想像をはるかに超えています。
自分の愛する人を失わないように、精一杯の努力をして頑張って身についたものかもしれません。
子供時代に言葉で受けた生きづらさが、自分自身の悪口という生きづらさになっていないか、自分自身の言動を少しだけ振り返ってみましょう。 自分の言葉による自己否定は自分で直せる思考の癖です。