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2022-07-27がんばり屋さんへ
お知らせ
生きづらさの多くは【愛着の土台】に何らかの傷や歪みを抱えている状態です。
幼少期からのトラウマや生きづらさと、それにまつわる様々な出来事が大人の今を苦しめています。
あなたは何も悪くありません。だから精一杯頑張って生きてきた今の自分自身を認めて愛してあげましょう!
無理な早熟を求められた土台の歪み
アダルトチルドレンとは、いわば「子供でいられなかった子供」「大人として生きなくてはならなかった子供」のことです。
愛着障がいが乳児期の親とのスキンシップの影響が強かったのに対し、アダルトチルドレンは環境の中で自身の特性と知恵を使い、親の庇護を失わないように工夫を凝らし頑張って身に着けた生きる術であり、それにって生きる場を確保してきたと言えます。
愛着障がいの関係性の希薄さや混乱よりも、親の状況に強く寄り添っている点がが大きな特徴となります。愛着の歪みが重なり状況をひどくしている場合も多々見られます。
小さな子供にとって、親の庇護を失うことは命に関わります。どんな親であったとしても、その親の愛を得ない限り子供は生きていけないのです。そのため、自分の感情や肉体を犠牲にしてでも、親の愛を得ることを優先します。
例えば、親が過保護なら、子供は自由を放棄して親の過保護という支配に耐えます。また、親から虐待を受けても、それは親の愛情と思い込むことで、その状況に適応しようとするのです。アダルトチルドレンは親の愛を失うことを最も恐れており、親に見捨てられないように、親の理想通りに振る舞うことが、日常となっていきます。
その行動や意識が習慣化され定着し、他の生き方を選んだ時に大きな抵抗が起きます。これがアダルトチルドレンの生きづらさの正体です。
もしかしたら自分はアダルトチルドレンかも?と思ってら進んでみてください。
発達の凸凹という才能
誰にでも多少の発達に凸凹は存在します。ただ凸している部分がある場合、凹している部分もあるということであり、それは凸した何らかの才能を持っているということでもあります。とはいえ、強すぎる個性として周囲の反応が様々なため、生きづらさとして表れるケースも多いようです。
個々の持ちつ性質や特性の凸凹については様々な有名人がメディアで取り上げたこともあり、表面上は特別視されることが少なくなってきたように思います。
受診による診断も以前より分かりやすいものになっています。
先天的な脳の生涯である場合と、後天的な乳幼児期の環境的な要因による脳の発育不全なども要因とされています。
愛着の土台の形成に重要な乳幼児期に受けたストレスが、脳の発育に様々な影響を与えるという研究結果が出ています。
現実的に愛着障がいを持つ人の多くが、何らかの凸凹やグレーゾーンの特性を持っていることも分かっています。
個々の性質か気質の違い、得手不得手もあって当然であり、そらは個性だと認識されることも多くなってきたようです。
グレーゾーンであるがゆえに障がい者としての支援を受けられず、健常者との狭間で苦しんでいる人が多いことも現実です。私は専門家ではないので発達障がいについての詳細はわかりませんが、母が学習障がいを持ち、私と息子もADHDの傾向を持ちます。
発達障がいや精神疾患は、程度の差はありますが、表面上健常者と見分けがつきませんし、何ら変わらない部分と特出した個性的な部分が混在しているため、自覚が出来なかったり、理解されにくいことも多いと感じています。
愛着の土台に多少問題があったとしても、生活が安定している時には、それほど大きな問題にはなりません。
しかし一度不安や恐怖的な感情が湧き上がると、スイッチが入り自分でも抑えが効かなくなることが多いように感じます。
幼少期のトラウマがスイッチと連動している場合も多いように感じます。
心の安定できる環境や、安心安全と思える居場所を持つことが、心の安定につながると感じています。
実は現在ADHDの気質を活かし突き進んでいます。凹を気にするのを止めたら、とても楽になりましたのでご報告します。
愛とは、その存在をただ受け入れること
どうあってほしいという気持ちを持たず、どうしてほしいという気持ちも持たない。
ただ、そこにいるありのままの存在をただ受け入れ、ただ味方でいること。
それが純粋にその存在を愛するということです。
どうあってほしいとちか、どうしてほしいとか、そんな思いが自分にも他人にも強すぎると苦しくなります。
ただ、あなたがあなたであることを認め、私が私であることを認めあえれば、それはとても幸せなことのだろうと思います…。
人は大自然の理さえも変えようとする強い意思を持ち、人の生きる世界をより住みやすく、より便利に豊かな暮らしへの憧れと、夢を持ち続け現代へとたどり着きました。
便利な時代の恩恵と、愛の見えづらい時代の流れの中で、生きている時間の流れは止められません。
その中で更に生まれる夢や憧れと、叶わないことへの様々な複雑な思いが渦巻く社会で、純粋な愛を求める魂は疲弊してしまうのかもしれません。
生まれたばかりの赤ん坊は純粋に自分と母親を愛することしか知りません。
全ての命は自分自身と自分を育むものを無条件で愛するようにプログラムされているのだと私は思います。
愛着の仕組みには、その後押しをするものばかりが詰め込まれているように思えています。【愛着とは】☜
愛着の土台は誰もが持っているモノ。そして傷や歪みは癒せます。愛着は生きている限り育めるものだと私は考えています。
時代の流れの中で
戦中戦後の時代の流れの激しさの中で、安定した愛着を育めなかった人は多かったのではないかと思います。
愛着形成の大切さを知らなかった時代、高度経済成長期の混乱や核家族化など、子供の養育環境が置き去りにされたことも原因としてあるのかもしれません。
どんな時代であっても、どんな環境であっても、誰もが与えられた状況の中で幸せを求めながら頑張って生きているのだと思います。
どんな時代でも生きづらさの連鎖があったとしても、乗り越えた先の幸せが、実は大きいことも知って欲しいと思いました。
生きるのがつらい状況というのは、自分らしく生きられていない人なのだと思います。
自分自身の特性と周りとの違いが理解できずに苦しんでいる人が多いように感じます。
生きづらさを抱えている人の多くは、我を通して他人に迷惑をかけてまで楽をするということが出来ません。
とにかく真面目で優しいく人を傷つけることで自分が傷ついてしまうような人が多い気がします。
ですただ少し怖がりで優しすぎて、自分を弱いと思い込んでいるようですが、実は自分を曲げられず、とても芯が強いのだと私には見えます。
であるならば、自分の芯を通せる生き方を模索するのが一番幸せな生き方なのだと思います。
ただ現代社会において、優しすぎる人の居場所が少ないのが現状です。
であるならば、自分たちで自分たちの居場所を作るのが一番であると私は思います。
今このページにたどり着いた人は、ちゃんと自分らしさを求めている人なのだと思います。
自愛とはありのままの自分をただ受け入れて、何があっても自分自身が味方となり大切に扱うこと。
自分自身に愛着感情を持てることが、安定した愛着となります。
それは自分だけの思い込みだけで良いのです。今を生きる自分を褒めてあげましょう。
幼少期に周りの環境や大人たちの言動から身についた生きづらさが、大人の今を苦しめているのだとしたら、その思い込みを外すことが出来れば、自分らしさを手に入れることが出来るかもしれません。
人は幸せになるために生まれてきました。
ご一緒に自分らしい幸せを目指していきましょう!
心療内科や精神科を受診することに抵抗があったり、「それほど酷くない」と思い、一人で苦しみに耐えている方は、まずはカウンセラーに相談してみることをおすすめします。
虐待やDV(ドメスティック・バイオレンス)などは、公的機関において相談窓口が必ずあります。守秘義務から、相談内容の秘密は守ってくれますので、安心して相談することができます。自助グループとしては、ACODAなど、全都道府県で自助活動も行われています。